☆ 伊藤さんの寄稿『やまたや嘉ちゃんのこと』☆ 2020.3.16
昨年10月に試験湛水を始めた八ッ場ダム(やんばダム)今月31日に完成します。
利根川の主要な支流の一つである吾妻川中流部、群馬県吾妻郡長野原町に1952年(昭和27年)建設省(現・国土交通省)は水害から東京及び利根川流域を守るとしてダム計画が発表、建設を進めてきた多目的ダム。計画発表以降、水没地域である長野原町において、名湯として名高い川原湯温泉、名勝で天然記念物でもある吾妻渓谷などが水没するとしてダム建設絶対反対運動が起きた。
その中心的メンバーが、表題の「やまたや嘉ちゃん」こと川原湯温泉やまた旅館の先代のご当主、豊田嘉雄さん。
巨大開発の背景には、住民たちの過酷な闘いがあったことを忘れてはならない、と伊藤さんは訴えます。
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☆ 伊藤さんの寄稿『メメント・モリ』☆ 2020.3.3
最近、この年齢になってくると近親者や友人の訃報に接する機会が多くなってきました。どうしても死を意識せざろう得なくなりますが、その死について、
「私たちは死すべき存在である、という自覚を持つことによって、残された時間をかけがえのない大事なものとして実感することができるのでないだろうか」と伊藤さんは随想を寄せられました。
※メメント・モリ(memento mori)
ラテン語で「自分が(いつか)必ず死ぬことを忘れるな」「死を忘るなかれ」という意味の警句。芸術作品のモチーフとして広く使われる。Wikipediaより
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☆ 伊藤さんの寄稿『器のある暮らし』☆ 2020.2.19
いつも何気なく使っている食器は、料理を引き立てる良き脇役として食事を美味しく楽しませてくれます。使っているうちに段々愛着を憶え、最近では有り難みさえ感じられるようになったと伊藤さんはエッセーを寄せられました。
※⬅左の写真は伊藤さんのお家の食器です
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☆ 伊藤さんの寄稿『グレタのねがい』☆ 2020.2.3
ニューヨークで開催された昨年の国連気候行動サミットで「私はあなた方を絶対に許さない!」と述べ、大人たちへの不信と怒りをあらわにした16歳の環境活動家、グレタ・トゥーンベリさんのスピーチは強烈な印象を与えました。伊藤さんは彼女の母親が書いた『グレタたったひとりのストライキ』を読まれ、なぜ彼女が環境活動家になったのかが分かり大変感動を受けらて地球温暖化について原稿を寄せられました。地球環境最大の危機と叫ばれ、待ったなし!の環境温暖化問題を改めて考えてみました。
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☆ 伊藤さんの随想『老年時代』☆ 2020.1.20
☆ 2班・伊藤さんのエッセー『去年今年ニッポン』☆ 2020.1.3
雑木林の冬木立に、作家・藤沢周平の言葉を思い出しては自らの姿を重ね合わせ、延いては私たち日本人に想いを馳せるのでした。また、ハロウィーンやクリスマスといったキリスト教の行事を楽しむ一方、毎年正月には寺社へ参拝して初詣を祝うなど、外国人には摩訶不思議な行いを違和感無く受け入れる私たち日本人とは?と想い巡らせるのでした。そして、俳人・高浜虚子の句で新年を迎えました。
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☆ エッセー『懐かしの名馬たち』☆ 2019.12.21
毎年暮れの今頃に社会的行事にもなっている有馬記念レースが行われます。多くの名馬、ドラマを生んできました。今回、伊藤さんは「20世紀の名勝負100」と銘打ったDVDビデオをご覧になって、競走馬たちの名勝負や名馬を懐かしむのでした。
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☆ エッセー『一茶と万太郎』☆ 2019.12.6
伊藤さんは、毎年11月に「一茶まつり」が開かれる、俳人・小林一茶ゆかりの炎天寺(足立区竹ノ塚)を訪ね、その後に東武・伊勢崎線で俳人・久保田万太郎ゆかりの浅草で出て、雷門界隈を句碑などを訪ね歩きました。そして、想いを馳せたのは今が旬の湯豆腐に託して読んだ句でした‥‥。
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☆ 随筆『落葉という名の和菓子』☆ 2019.11.24
うぐいす餅、桜餅、柏餅、草餅、水羊羹、栗きんとんなどその季節だけに作られ、その季節を形や色合いで表わして、季節を感じさせてくれる私たちには馴染みの生菓子。晩秋の昼下がり、伊藤さんは和菓子の老舗をのぞいてみました。目に留ったのは「落葉」という名前の生菓子、その銘菓から源氏物語のある一説を思い浮かべました‥‥。
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☆ 『鎌倉文学散歩・江ノ電篇』☆ 2019.11.8
2班の伊藤さんは、秋の晴れた日に古都鎌倉を訪ねました。今回は寺巡りや史跡巡りではなく、江ノ電を乗り降りしての文豪巡りの旅です。その感想を寄せられました。
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「多くの物語の舞台として描かれ、たくさんの文豪から愛された鎌倉。そして空と海が広がる海岸線を走る江ノ電。刻一刻と変わる車窓の風景を眺めながら、鎌倉ゆかりの文豪たちの足跡を訪ねた‥‥」で始まります。
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☆ エッセイ『新そばの季節』☆ 2019.10.22
四季を感じ、楽しむ私たちにとって、その季節に採れる旬の食材には特別な思いがあるようです。今回は10月下旬頃に店頭で「新蕎麦入荷いたしました」の張り紙が見られる新そばについて、2班の伊藤さんがエッセイを綴られました。話は落語や歌舞伎にまで及び「つくづく日本人に生まれてよかったと思う」と感慨を表しています。
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☆ 寄稿文『秋の酒』☆ 2019.10.7
秋の夜長、お酒が進み感慨に浸ることも‥‥。ユニークな名前のお酒を話題にしながら、お酒について原稿を寄せられました。以下、その中から一部抜粋です。
「北方謙三のハードボイルド小説を読んでいた頃、愛飲していたウイスキー『ワイルドターキー』を久しぶりに飲んでいると、開高健がサントリー時代につくった、宣伝文句を思い出し、懐かしさのあまり口に出したら妙にわびしくなった。
人間らしく、やりたいナ トリスを飲んで、人間らしく、
やりたいナ 人間なんだからナ」
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☆ 寄稿文『ハンナ・アーレント 凡庸なる悪について』☆ 2019.9.24
私たちは見たり聞いたりしたとき、多くは「考えること」も無くその情報をそのまま受け入れます。情報に溢れている現代は取捨選択することはあっても、一つひとつを疑うことをあまりしません。この「考えること」の難しさについて、ナチス・ドイツがポーランド侵攻して80年になる今月、「考える」ということに一生を捧げた哲学者、ハンナ・アーレントを描いた伝記ドラマ映画『ハンナ・アーレント』から2班の伊藤さんは、現代に通じる教訓を見い出しました。「考えること」を停止した平凡な人間だれでもが大量殺人者アイヒマンになり得る、と。
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☆ 2班伊藤さんの寄稿文『落ち鮎と秋刀魚』☆ 2019.9.10
伊藤さんは、「川魚好きの友人に誘われて、初秋、芭蕉の里『黒羽』にある那珂川へ向かった。上流沿いに落ち鮎を捕らえる仕掛けがあり、木を打ち並べて水を堰き、一部だけあけておいて、上から流れてくる鮎を捕らえる『下り簗』を見学した後、清流とともに流れてくる心地よい川風と、せせらぎを聞きながら自然の恵みを味わった」とのこと。
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☆ 2班伊藤さんの寄稿文『風の盆恋歌』☆ 2019.8.30
おわら風の盆は、富山県富山市の八尾地区で毎年9月1日から3日間かけて行われる豊作祈願のお祭です。古い建物が立ち並ぶ通りにはぼんぼりが灯され、哀愁漂う胡弓や三味線の調べ、優美な女躍り、力強い男躍りに全国から訪れた観光客らは魅了される‥‥。
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☆ 2班伊藤さんの寄稿『八月の鯨』☆ 2019.8.14
毎年8月になると観たくなる映画は『八月の鯨』。「アメリカ・メイン州の小さな島で暮らす老姉妹(演じるのは往年の名優・リリアン・ギッシュとペティ・デイビス)の夏の日々を淡々と描く傑作。日本では1988年に岩波ホールの創立20周年記念作品としてロードショー上映され、異例の長期上映となった。(中略)淀川長治氏が絶賛したと云う。
また、『人生の半分はトラブルで、あとの半分はそれを乗り越えるためにある』という劇中の台詞が有名」。(以上、「ウィキペディア」より)
映画は「年を重ねてもみずみずしく、美しく生きることを、私たちに語りかけてくるようである」と伊藤さんは語っています。
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☆ 2班伊藤さん寄稿『キネ旬100年に思う』☆ 2019.8.2
1919年(大正8年)に創刊された世界で最も歴史のある映画雑誌『キネマ旬報』は、長らく映画ファンに愛されて今年7月に創刊100周年を迎えたのです。
伊藤さんはご自身の青春と映画との関わりを振り返って熱い思いを寄せられました。
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☆ 2班伊藤さん寄稿『漂白の思ひやまず』☆ 2019.7.19
松尾芭蕉『奥の細道』の有名な冒頭は「月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人なり…予もいづれの年よりか、片雲の風に誘われて、漂泊の思ひやまず…」で始まりますが、その漂白につて想いを寄せられました。
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☆ 2班伊藤さん寄稿『玉三郎・鷺娘』☆ 2019.7.2
伊藤さんは上映中のシネマ歌舞伎『鷺娘(さぎむすめ)』を観賞され、その感想を寄せられました。
尚、本作品は平成18年に公開したものに、坂東玉三郎さんご自身の監修のもとで、最新技術を駆使した補正と調整が加えられたサウンドリマスター版として今回初めて映画館で公開されたそうです。MOVIXさいたま、MOVIX川口などで7月4日まで上映予定。
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☆ 2班伊藤さん寄稿『房総旅情』☆ 2019.6.20
★中国湖南省張家界市武陵源の旅 1班 飯塚 澄子 2019.06.18
中国14億湖南省6800万張家界市160万都市武陵源は1970年に世界遺産に登録されました 断崖絶壁に作られた遊歩道 世界最高度のガラスの橋 武陵源の石柱は200m~300mどこへ行っても驚きの連続でした
☆ 2班伊藤さん寄稿『進化する書店「文喫」』☆ 2019.6.4
ネットで検索、購入することも多くなりましたが、街の本屋さんと言えば、本を探したり、暇つぶしに立ち読みしたり、何気なく立ち寄る場所です。その本屋さんに「入場料制の本屋さん」が出来たとの事。新しい形の本屋さんについて原稿を寄せられました。
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☆ 2班伊藤さん寄稿『枯れゆくバラ』☆ 2019.5.20
☆2班 伊藤さんの随想『五月は青き風の色』☆2019.5.4
☆ 2班 伊藤さんの随想『見上げてごらん夜の星を』☆ 2019.4.20
惑星探査機「はやぶさ2」が、「リュウグウ」地表に人工のクレーターを作るために金属の塊を撃ち込んで、岩や砂の舞い上がる様子の撮影に成功したり、日本の国立天文台などの国際共同研究チームが、世界中の望遠鏡をつなぎ合わせて地球から約5,500万光年離れた銀河の中心にある巨大なブラックホールを撮影することに初めて成功したりなど、星や宇宙の話題で賑やかなようです。
伊藤さんは夜空の星々に想いを巡らしました。
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☆ 2班 伊藤さんのメッセージ文『美佐子抄』☆ 2019.4.7
特別養護老人ホームのボランティア活動で知り合ったお仲間・
美佐子さんが喜寿になられたお祝いの集いで、
伊藤さんが彼女へ送ったちょっと変わった
とても暖かいメッセージです。
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